カモミールティーの選び方を知っていますか?
カモミールティーの選び方、それも正しい選び方を知っていますか?
世界中に数百種類はあると言われるハーブティーの中でも、カモミールティーは比較的よく耳にする、なじみのあるハーブティーではないでしょうか。
カモミールティーは、リラックス効果、胃痛・腹痛、生理痛の緩和、花粉症の緩和など、その他にも多くの効能を見込めます。
このように、たくさんの効能があるカモミールティーですが、いったいどのような茶葉の選び方をすればいいのでしょうか。
今回は、カモミールティーの選び方についてご紹介します。
カモミールティーの選び方を効能から正しく知ろう!
カモミールティーの効能から考えられる正しい選び方についてご説明しましょう。
カモミールティーとして飲まれるカモミールは、主にローマンカモミールとジャーマンカモミールの2種類に分けられます。
その他にもカモミールには種類がありますが、ハーブティーに適していると言われるものはこの2種類です。
なので、カモミールティーの選び方としては、この2つを対象に考えるとよいでしょう。
見た目にはほとんど変わりがないのですが、ローマンはキク科カマエメルム属の多年草で主に花を使ったハーブですが、花に加え茎や葉を乾燥させて作ることもあるハーブです。
一方、ジャーマンはキク科シカギク属の一年草で、花のみを乾燥させて作られたハーブです。
それぞれの効能からカモミールティーの選び方を見てみましょう。
ジャーマンカモミールは抗菌作用、消化促進作用、ホルモンバランスを整える効果やスキンケアに効果があります。
風邪予防や胃痛・腹痛、生理前後の不調、肌荒れの際に飲むのがおススメです。
ローマンカモミールは「カマズレン」という鎮静作用や抗炎症作用のある成分を多く含んでいます。
イライラや、神経が高ぶっている時に飲むと気持ちが落ち着きリラックスでき、また体に何かしら炎症がある時に効果を発揮します。
カモミールティーの選び方は香りや味で変わります!
次は、味や香りでカモミールティーの選び方を考えてみましょう。
まず、ジャーマンカモミールティーは「大地のリンゴ」と呼ばれております。
ジャーマンカモミールは、花の部分がリンゴのような甘く、優しい香りがするのが特徴です。
クセのない味で、ふんわりとした香りが鼻から抜けていくのが心地よいハーブティーです。
一方、ローマンカモミールティーには草や茎、花にも独特の香りがあり、花から淹れたハーブティーには苦みがあるのが特徴です。
ジャーマンカモミールティーに比べるとクセがありますが、はちみつや砂糖を加えると飲みやすくなります。
2つのカモミールティーの選び方の一つとして、その日の気分や体調に合わせて、飲み分けてみてはどうでしょうか。