カモミールティーで貧血体質にサヨナラできるの?
カモミールティーで貧血体質にサヨナラできると聞いたら喜ばれる方も多いことでしょう。
なぜなら、貧血でお悩みの方は、とても多いからです。
特に女性は、毎月の生理の影響で、約10%の方が「慢性的な貧血」であるとのデータもあります。
貧血の原因は生理や出産など他にも様々ですが、主な原因は鉄欠乏性貧血で、鉄分が不足して起こるものです。
血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、全身に酸素を運搬する機能が低下し、その結果、めまいや立ちくらみ、頭痛などの不快症状が起こってしまいます。
多くの効能を持つカモミールティーには、貧血にも効果があると言われています。
いったいどうしてなのでしょうか、それではご説明していきます。
カモミールティーが貧血に効果があるのはどうして?
カモミールティーが貧血に効果的だと言われる理由はなんでしょうか?
まず、貧血の際には、毎日の生活習慣を整えることが大切です。
特に、食生活のバランスをよくすることで、貧血を予防し改善することができます。
具体的には、鉄分を多く含む食品を多めに摂ることが大切です。
また、鉄はもともと吸収率が低いので、その吸収率を助けるたんぱく質・ビタミンCを鉄分と同時に摂取することも合わせて大切なことです。
食べ物以外だと、適度な運動と睡眠、ストレスを溜めないことを心がけましょう。
生活全般に関するものはご自身で意識していただくことが大事なのですが、カモミールティーには貧血予防をサポートする働きがあります。
カモミールティーには、血行促進作用があります。
適度な運動により、身体の代謝を上げ、血流を良くして、全身に酸素を送りやすくするので、貧血予防の効果があります。
また、ストレスや睡眠不足にもカモミールティーは作用します。
カモミールティーには静作用やリラックス作用、安眠作用があるので、心身ともにリラックスし、質の良い睡眠を得ることができます。
貧血に影響のあるストレスや睡眠不足が解消されることになります。
カモミールティーで貧血予防・改善する飲み方は?
それでは、貧血予防と改善のためのカモミールティーの飲み方についてご紹介します。
カモミールティーの効果に速攻性はないので、毎日飲み続けることが大事です。
1日に3〜4回、毎食約30分後、就寝1時間前に飲むのが効果的な飲むタイミングです。
食事後にカモミールティーを飲むことで、リラックス効果を得ることができます。
カモミールティーは、タンニン含有量が少なく、鉄分吸収が阻害されないので安心です。
また、就寝前に飲むことで、質の良い睡眠を得ることができます。
カフェインが全く入っていないので、安心して飲むことができます。
さらに、カモミールティーに加えて、ネトルというハーブを試してみるのもいいでしょう。
ネトルにはクロロフィルや鉄分、ビタミンC、葉酸が多く含まれています。
2つをブレンドすることで、さらに貧血予防・改善効果が高まることでしょう。
貧血には最終的に投薬という手段もありますが、このようにカモミールティーを飲むことをまず試してみてはどうでしょうか。