カモミールティーが血糖値に効果があるって聞いたことありますか?
カモミールティーっていろいろな効果があると言われますが、血糖値に良いという話を聞いたことはありませんか?
血糖値は、健康診断や血液検査でよく聞く言葉ですね。
ちなみに、血糖値とは血中の「ブドウ糖の濃度」のことです。
カモミールティーとブドウ糖の濃度になにか関係があるの?と不思議に思ってしまうことでしょう。
ところで、血糖値が高い(高血糖)と体に良くないとはわかりますが、なぜでしょうか。
高血糖が続くと、全身の血管がダメージを受けて、糖尿病など様々な病気を引き起こしてしまいます。
実は、カモミールティーには、そんな血糖値を下げる働きがあると言われています。
どのようなメカニズムでカモミールティーが血糖値を下げるのでしょうか、ご説明しましょう。
カモミールティーが血糖値を下げるのに効果があるのはどうして?
カモミールティーが血糖値を下げるのに効果があるというのは、すでにアメリカや日本の研究者により報告されています。
高血糖が続くと、糖尿病になる危険が高まりますが、糖尿病で最も怖いのは合併症です。
目や腎臓の病気や手足のしびれなど、末梢神経の病気等、全身に合併症が現れます。
カモミールティーには、血糖値を下げたり、血糖値を安定させるために使われる 肝臓グリコーゲン値を増加させる作用があります。
また、カモミールティーは、終末糖化産物の生成を抑える作用もあります。
食物に含まれる糖分が体内に多くなる事を糖化と言います。
糖化により生成される物質が終末糖化産物ですが、これは糖尿病を引き起こすだけではなく、老化を早める物質でもあります。
ですから、カモミールティーはアンチエイジングにも効果が期待できるというわけです。
このように、カモミールティーには、血糖値の上昇を抑え、高血糖による糖尿病を予防し、、さらにアンチエイジング効果があることがわかります。
どのようにカモミールティーを飲めば血糖値に効果的なの?
カモミールティーで高い血糖値に対策をするには、毎日継続して飲むことが大切です。
カモミールティーを毎食の度に8週間飲み続けたところ、糖尿病診断の際に重要な数値となる「グリコヘモグロビン値」や「インスリン値」が改善したという報告があるほどです。
やはり、根気よく飲む続けることが大事です。
高血糖の予防や改善のためには、1日1〜3杯程度の温かいカモミールティーを飲むのが良いでしょう。
高血糖の予防のためには、食後の血糖値を抑えることが重要となるので、食事の前に飲むのが効果的です。
血糖値の上昇を防ぐためにも、ぜひカモミールティーをストレートで飲みましょう。
カモミールティーは、ほのかにリンゴの甘い香りがして飲みやすいので、砂糖やはちみつを加えなくても美味しくいただけますからね。
健康診断や血液検査で高血糖だと言われた方、まずはカモミールティーを飲むことを試してみてはどうでしょうか。