カモミールティーはつわりに効果がある?ない?
リラックス効果や、安眠効果、免疫力を高めるなど様々な効能があるカモミールティー。
つわり対策として妊娠中に飲むのはどうなのでしょうか?
カモミールティーはカフェインレスな上に、身体にいい効果が多くあるので、妊娠中の母体や胎児にとってもいい影響があり、辛いつわりを緩和する効果もありそうですよね。
今回は、カモミールティーがつわりに効果があるのか?
そして、妊娠中の母体に与える影響について、お話したいと思います。
カモミールティーを妊娠中につわり対策で飲んでいい?
つわりは、多くの妊婦さんが経験する、吐き気や嘔吐、食欲不振などの非常に不快な症状です。
一般的に妊娠4〜6週に始まり、妊娠7〜9週でピークを迎え、12〜16週くらいで症状が落ち着くと言われています。
実は、カモミールティーには子宮の収縮を促す作用や筋弛緩作用があります。
これは、カモミールティーを飲むと流産を招きやすくなるということです。
ですから、妊娠初期からつわりが収まる妊娠中期の間は、カモミールティーを飲むのをできるだけ控えましょう。
しかし、臨月に入ってからカモミールティーを飲むと、子宮を収縮する作用により、スムーズな陣痛を起こし、出産しやすくなるという嬉しい効果があります。
念のため、頻繁に飲むのは避け、飲む場合は通常より薄めにカモミールティーをつくりましょう。
臨月ともなると大きなお腹で普通の生活を送るのが大変になります。
カモミールティーの甘い香りでリラックスできますし、寝つきも良くなり、疲労回復効果も期待できるでしょう。
妊娠中のカモミールティーの注意点とつわりに良いハーブティー
上記でご説明したように、妊娠初期からつわりが収まる妊娠中期までは、カモミールティーを飲むのをできるだけ控えたほうがいいでしょう。
妊娠中期以降にカモミールティーを飲む場合も、通常よりも茶葉を少なくしたり、薄めに淹れるなどの工夫をしたほうがいいでしょう。
しかし、うっかりカモミールティーを飲んだからといって、過度に慌てる必要はありません。
心配し過ぎることでストレスを強く感じることのほうが身体によくありませんよ。
ここで、つわり対策に効果のあるハーブティーをご紹介します。
まずは、海外でつわり対策といえばジンジャーティー。
つわりによるむかつき、吐き気などを解消し胃を健康にする効果があります。
オレンジピールティーには腸の働きを正常に保つ作用があり、つわりで落ち込んだ気持ちをリラックスさせる効果もあります。
メントールを含むペパーミントティーは中枢神経を刺激し、吐き気や食欲不振を緩和します。
このようなつわり対策に効果のあるハーブティーを上手に取り入れましょう。
妊娠して喜んでいたのも束の間、つわりで辛い思いをしている方も多いと思いますが、つわりはいつか必ず終わるものです。
元気なあかちゃんを産むためにつわりを乗り切りましょう。
そして、産後に美味しくカモミールティーをいただきましょう。